FC2ブログ
-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
02 2018

ある申し出。

先日、「魔法戦士レイカ」を使わせてほしい、との申し出を受けた。
結論を言えば、「使ってもらって構わない」し、その結論を変える気もないんだが。

ちょっと色々考えるきっかけになったという話。








現在、私の小説「魔法戦士レイカ」は私のサイトでしか読むことができない。
あ、嘘。
厳密には、単行本(PDF)をDLすればサイトに来なくても読むことはできる。
web上では、私のサイトにしかないってことだね。

ところで私のサイト「妄想! パンダ劇場!」は、二つのブロックに分かれている。
一つは、完美世界のファンサイトとしてのブロック。
もう一つは、完美世界が関係ない、私のオリジナル小説を安置したブロック。



件の申し出を受けて、私自身久し振りに自分のサイトをチェックしたんだが、そこで気付いたことがある。
気付いたってのもおかしいね。
思い出したって言った方が正しい。

完美ブロックと管理人ブロックとでは、著作権に対するスタンスが違う

完美ブロックでは、画像に関する著作権は完美時空とC&Cメディアにある。
……「完美時空」は旧名だな。今は違う名前だったはずだけど、まあいいや。
で、だ。
私が書いている二次創作部分。
二次創作という行為自体の、二次創作元との関りにおける著作権、って話になるとなかなかにグレーな話になる。
そもそも二次創作自体が著作権に抵触するのでは、とか、二次創作自体は問題ないが、それを公開したり同人誌として販売したりとなるとどうなのか、とか。

現在の日本では、二次創作の著作権侵害に関しては、原則「不問」とされているように見受けられる。
と言うのも、著作権侵害や著作権法違反に関わる罪が、親告罪であることに大きく関わる。
……二次創作元から見れば、不問と言うよりは黙認だろう。
これらを全て禁止としてしまうのも、色々問題があるように思える。
商業的にも経済的にも。
かと言って、完全に野放しにしてしまうと、悪質な著作権侵害が横行することにもなる。
白と黒の線引きが非常に難しく、単純な二元論では片付かないものだろう。



さて、私のサイトでこの著作権に関してどういうスタンスを取っているかというと。
ここで、ウチのサイトの2ブロック構成が関わってくる。

完美ブロックは、純然たる二次創作である。
故に、二次創作部分の著作権に関して私は「敢えて著作権を主張しない」と明言している。
二次創作で著作権を主張するって話もあまり聞かないし。

イラストなんかの場合は、微妙に話が違ってくるかもしれないんだけど。
よく耳にする「無断転載」とか「自作発言」とか。

……テキストとイラストの違いとかをここで言及するつもりもないんだが、少なくとも、二次小説において著作権を主張するという話は聞いたことがない。
テキストというジャンルでは、「無断転載」とか「自作発言」とかはあまり聞かないしな。
盗作って話ならたまに聞く。
誰それの某という作品のこの部分が別の人の作品の丸写しだとか。
固有名詞変えてるだけだとか。



話がそれまくっているが、ともあれ、私は色々と考えた結果として、

「完美世界の二次創作部分については、著作権を主張しない」

というスタンスを取ることにしたわけだな。



管理人室は別だよ、当然。
あそこは純然たるオリジナル。一次創作作品だ。
ハッキリと著作権は主張させていただく。





本題。

では、「魔法戦士レイカ」という小説について考えてみよう。
作者の私が言うのもナンだが、この小説は根源的に大きな問題を抱えている。

二次創作の皮を被ったオリジナル

というのが、この小説の正体である。
これの何が問題かと言うと、読み手がめちゃくちゃ限定されるという点が一つ。

例えば、完美世界の二次創作が読みたい、という人がいたとしよう。
そういう人がかの小説を読んだらどう感じるだろうか。
確かに、地名や人名、アイテム名やスキル名など、一部の固有名詞は完美世界のものをそのまま使っている。

が、二次創作らしいところはそこだけで、それ以外はほぼ私のオリジナルである。
悪い言い方をすると、捏造。
まず、冒険者ギルドだのダンジョン管理局だのいう組織は、実際の完美世界にはない。
魔導院もない。議会だの元老院だの公安だのいうのもない。
完美を知らない人がこの小説読んだら誤解するレベルで、物語の中では重要だったりする組織とか施設が、実際のゲームの中には一切ない。

二次創作に何を求めるか。
それは人それぞれなので一概には言えない。
が、完美世界と思って読んでみたらまるっきりかけ離れた世界観が広がっているとなった場合、どうなのよ?
いや、うん、これは私にはわからんのだが。
二次創作を読みたくて来た人が「オリジナルじゃねえか! オリジナルを読みに来たんじゃねえんだよ!」と憤慨しないだろうか。


一方で、オリジナルを読みたい人が読みに来るかというと、これも期待できない。
何しろ体裁として「完美世界の二次創作」なのだから。
オリジナルが読みたい人はまず手に取らない。



つまり、完美二次を読みたい人もオリジナルを読みたい人も、その両方を弾いてしまうかもしれない作品なのだ。





そして、そこまで甚だしいオリジナル比率が、著作権というものを考えた場合にややこしさをもたらす。
「魔法戦士レイカ」は完美二次であり、サイト内でも明確に完美ブロックに所属している。
完美ブロックにおける私の著作権スタンスは、「敢えて著作権は主張しない」である。

九割以上オリジナルなのに、そんなこと言っていいのか?
と自分でも不安になる。

とは言え、問題は発生し得ない。
発生する可能性は限りなくゼロに近い。
それはなぜか。
ただでさえマイナーな完美世界というジャンルで、二次志向の読者も一次志向の読者もハネてしまうような小説にはそもそも読者が極めて少なく、したがってトラブルが発生する可能性も非常に低いからである。
私の著作権に対するスタンスがどうであれ、問題が発生しないのであれば関係ない。

故に「魔法戦士レイカ」の著作権などまともに考えたこともなかったわけだが。だがだが。


件の申し出によって、そういうことを考えてしまった、というお話。
もちろん、考えただけで、今更著作権を明確に主張しようとかは思ってない。
申し出に対しても、快く許諾するつもりだ。
まだ返事は書いてないけど。





少し話は変わるが、「魔法戦士レイカ」を完全オリジナルとしてリライトする計画が、ないではない。
ブラッシュアップしつつ、二次創作ではないオリジナルとしての全面改稿。
これは、かなり昔から考えてはいた。

いつくらいから考えていたかと言うと、完美世界から離れた辺りだな。
あの小説を書くためには、完美世界の設定を知悉している必要がある。
ほとんどオリジナルとは言え、固有名詞やスキル(技や魔法)は完美に依存している。
そこに立脚して戦闘を書いたりしていたのも事実。
だが、完美から離れてしまうとそこが弱くなる。
完美の設定を忘れてしまった状態で、続きは書けないのだよ。

私が続きを書くためには、二つに一つとなる。
完美に復帰するか、完全オリジナルで全面改稿を敢行するか。

私は元々オリジナル志向だ。
元来は、二次創作などしない。
完美の二次を書いたのも、オリジナルで書ける部分が多かったからだ。
それぞれが自分のプレイヤーキャラを創れるゲームの二次創作は、最初からオリジナル要素が強いと言える。
PSO2も同じだな。
逆に、オリジナルの主人公でプレイできないゲームで二次創作は書けない。
どんだけFGOにハマっても二次創作に走らなかったのはそういう理由がある。
私がやりたいのはやはりオリジナルであり、二次創作ではない。
FGOのヘクトールが好きだからって、ヘクトールを書きたいかって言われると、全く書きたくない。





「魔法戦士レイカ」は第三話で止まってしまったが、続きは全面改稿をすることができたら、と思っている。
現状、見込みは限りなく低いけど。
でも、いつかは。


スポンサーサイト

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。